練馬あけみ保育園/株式会社チャイルドクラルテ (定員数19名 /東京都練馬区)
施設種別 企業主導型保育園
サービス 登降園管理保護者連絡帳票作成給食管理写真共有・販売
成果 職員求人応募数UP園児募集促進保護者からの評判UP保育・教育の質向上施設状況の見える化
この事例の要約
2019年4月の開園時からコドモンをお使いいただいている企業主導型保育園 練馬あけみ保育園。園長であり、同園の運営法人の代表、また企業主導型保育連盟の理事を務める木村様に、コドモン導入後の変化や企業主導型ならではの活用状況についてお話を伺いました。
もともとは池袋の一園の運営で、その際は紙のノートの連絡帳で保護者とやり取りをしていたのですが、もう一園(練馬あけみ保育園)開園しようと思った際に、紙の連絡帳では両園の情報が見られないなと思ったのが、本格的にICT導入を検討した最初のきっかけです。連絡帳のアプリがあれば、私がどちらの園にいても両方の園の情報が見られますし、職員と保護者がどんな内容でやりとりしているかがすぐに把握できると思い、これは必須だと思って練馬あけみ保育園の開園と同時にICTの導入をしました。
池袋の一園の時には、実は園内業務の一部で他社の無料のサービスを利用していました。最初はそもそもICTの活用がよくわかっていなかったのですが、使っていくうちにだんだんと「こうできたらいいな、こうだったらいいな」という希望がでてきて、無料のサービスでは機能的に不足を感じるようになりました。
そこで練馬あけみ保育園を開園する際に、あらためて展示会で情報収集をしたり、資料を取り寄せたりしていろいろなサービスを比較して検討したところ、コドモンではそれらの「できたらいいな」が全部網羅されていたので、価格とのバランスもみてコドモンに決めました。
細かいことですが、例えば午睡チェックを例に挙げると、以前のICTシステムではデータの一括入力や園児の抽出ができませんでした。コドモンなら、午睡チェックの一括入力やその日登園している園児だけを抽出して表示させたりできるので、入力の負担が軽減できています。5分ごとの午睡チェックで、特に園児の様子が変わっていない場合にも一人ひとりデータを入れるのは手間がかかるので、一括入力できるのはとても便利です。一つの作業としては些細なことですが、毎日繰り返されるような作業では特にこうした細かい機能の気遣いをありがたく感じます。使ってみて実感しています。
登降園管理や指導案作成、保護者連絡、連絡帳、写真販売などたくさんの機能を利用しています。いろいろ試しながら使っているのですが、最近では給食管理や動画配信の機能も活用しています。
iPadを各部屋に1台置いてあり、入力する場合はまとめて入力をしています。連絡帳は主に園児がお昼寝をしている時間を使って、職員が交代しながら入力をしています。スマートフォンを使っている職員もいますね。特に検温の入力はスマートフォンが便利です。
コドモンを使っているおかげで、自分が見えていなかった部分が見えるようになったのはよかった点ですね。たくさんの職員が保育をしていても、連絡帳で保護者とどんなやり取りをしているかがコドモンの画面上でわかりますし、「〇〇ちゃんが熱を出している」「今日はこの時間に早退したんだな」というのがどこにいてもわかります。ずっと保育室にいなくても全体の様子を把握できるのがとてもいいと思っています。
入園前の保育園見学の際にすごくいいアピールになっています。「当園ではお迎え時間の変更や遅刻・欠席の連絡はコドモンのアプリを使っていて…」という話をすると、見学に来た保護者から「おぉ~!」と驚きの声があがります。「電話しなくていいのはいいですね。すごく便利ですね」とみなさんとても興味を持ってくださるんですよ。
他の園の見学はどうでしたか?と聞くと、ほとんどの方が紙の連絡帳のところばかりでしたとおっしゃるので、意外とまだ紙の連絡帳を使っている園が多いのかなと思っています。先日は、「このICTシステムが良くて入園した」という方がいたくらいですので、今のところは園児募集の際の差別化にもなっている印象です。
それから職員の採用をする際にも、業務でICTを活用していることにみなさん喜んでいただいています。やはり手書きは大変だった印象があったようで、これはいいですねという声が多いですね。
特に写真はすごく喜ばれますね。最近始めた動画配信もとても喜んでいただいています。これは保護者の方が、日々実際に喜びの声として言葉で伝えてくれていますよ。
写真はお散歩の写真を中心に、毎日100枚くらい一眼レフのカメラで撮っています。同じような写真ばかりなのですが、それでもとても喜んでいただいています。写真販売もしていて、保護者によっては毎回ダウンロードして購入される方もいますし、退園する際にまとめて購入される方もいます。
動画は不定期で、1分くらいの短い動画を編集なしで週に2~3本、日によっては1日に3本ほど送る日もあります。主にお散歩中や午前中の歌の時間を切り取って保護者に配信しているのですが、それによって保護者との会話がスムーズになったと職員からも声が挙がっていますよ。
初めて監査を受けたときに「連絡帳と登降園の管理はコドモンを使っています」と伝えたところ、「あぁ、コドモンさんなら大丈夫ですね」と返事が返ってきてびっくりしました。監査担当者がコドモンをご存じで、しかも他の園でもコドモンでの監査の実績があると知って心強かったです。
企業主導型特有の書類の作成機能が充実していることを謳っている別のICTシステムを検討したこともあったのですが、月次の業務よりは、全体を考えて、毎日繰り返す頻度の高い業務においてストレスがないように、細かい入力の負担軽減や使い勝手にこだわったこともあり、企業主導型保育園においても、もっとも使われている実績があると聞いているコドモンを活用させていただいています。
コドモンは、日本で一番使われている保育ICTのシステムですが企業主導型など数の少ない種別にも目を向けてくれますし、機能改善や新しい機能の追加のお知らせがくるのが楽しみになっています。特に機能改善のお知らせは、ちょっとずつ便利になっているのを感じられて嬉しいです。もうコドモンなしでの運営には戻れません。これからも期待しています。