採用情報の質を見直し、思いを伝える 園の理念に共感してくれる職員の採用が実現

認定こども園琴似教会幼稚園 定員数105名 /職員数16名 /北海道札幌市

施設種別 認定こども園

サービス 園児 / 職員募集

成果 職員求人応募数UP

この事例の要約

  • 人材派遣人材紹介だけではうまくいかず、露出を強化しようとホイシルを利用開始
  • 「保育教育理念に共感してくれる保育士のほうが定着する」というホイシルのコンセプトに共感
  • ホイシルの例文を活用して理念が伝わる採用ページをさくさく作成できた
  • 園のホームページにも露出させることで、ホイシル採用ページの閲覧数と応募数が増加

幼稚園から認定こども園への移行に向け保育教諭の採用活動を強化していた琴似教会幼稚園さま(現:認定こども園琴似教会幼稚園)。2021年11月から採用管理(※以下 ホイシル)の利用を開始し、職員1名の採用につながりました。職員採用に加え、園のブログ更新などさまざまな業務を担当する中澤さまに、ホイシル活用のきっかけや、採用成功までの経緯と工夫について伺いました。

※本記事では、コドモンの「採用管理(ホイシル)」機能を活用し、職員の採用に成功した事例をご紹介しています。

人材派遣・人材紹介だけではうまくいかず、ホイシルで露出を強化

ホイシルの活用をはじめた経緯について教えてください。

2022年4月に幼稚園から認定こども園に移行するため、職員を増やす必要があったことが大きな理由です。保育教諭に加え、早朝と夕方の時間に手伝っていただけるパートの職員を採用したかったんです。

保育教諭は、札幌市で行っている就職フェアに今年初めて参加したところ反響もよく、無事に採用することができました。
ところが、パートの方は人材派遣や保育人材の紹介会社にお願いしてもなかなか希望通りの方に恵まれず、このままだと常勤の職員で朝から晩までやることになるかも…と覚悟を決めているところでした。

そんなときに、ホイシルのご案内をいただき、とりあえずやってみましょうと思ったのがきっかけです。

「保育・教育理念に共感してくれる保育士のほうが定着する」に共感

ホイシルで採用ページを作成してみて、率直な感想はいかがでしたか?

そもそも私がホイシルを気に入ったのは、園の理念に共感して入ってくれる人の方が長く定着するというコンセプトを見て、それは確かにそうだと共感したからです。
今までいろいろな求人媒体に出してきましたが、採用条件を書く項目しかなかったので、それでは園の理念に共感してもらうのはちょっと難しいな、伝わらないよねと感じていました。

うちの幼稚園は、少人数ということもあり、雰囲気がわりとおっとりしているんです。
常勤かパートかによらずアットホームで、人間関係もいいと思っています。
そのため、採用ではそこにしっくりきたり、いい刺激となってくださるような”人柄”をもっとも重視しています。

幼稚園の教育・保育の理念の説明は、札幌市の就職フェアに参加したときにまとめており、前面に打ち出していたんです。そのときの反応がよかったこともあり、ホイシルでも理念をそのまま活用することができました。

園の理念を採用活動に合わせてまとめ直されたのですね。

職員間で共有するだけではなく、いろいろな人に見てもらうことを考えたときに、受け手によって印象や思いが変わらないよう言葉を微妙に整えながら調整しました。
といっても味つけを少し変えたくらいで、内容としてはそのままのものを使っています。

理念に関しては、職員間でも都度確認するようにしています。
例えば先日は、職員全員で研修を行ったのですが、その中で主任が「うちの幼稚園の保育の重点目標を3つ、なにも見ないで書いてください」という質問をしていました。
全員が正確な言葉では書けませんでしたが、みんな共通したイメージを持てていましたね。

ただ、決して理念に関する特別な研修が必要なわけではないと思っているんです。私はときどき先生たちに「一人ひとりが園の顔なんですよ」と言っています。私は下っ端だから、私は新人だからではなくて、一人ひとりが幼稚園を背負って立っている。一人ひとりが貴重な戦力だということを重荷にならない程度に伝えており、先生たちには理解してもらっていると思います。

お迎えで保護者と顔を合わせるとき、そこに立つ職員一人ひとり、子どもたちを送り出す一人ひとりが幼稚園の顔として、なんとなく温かさとか、子どものことを大事にしているという姿勢が伝わるといいですよね。
もちろん、職員にも失敗や、保護者の方から見たらできていないところもあるかもしれないけれど、でも「この先生だったら話がしやすいな」という雰囲気が大事だと思います。

そのために、理念に共感してくれる人、園の雰囲気をいいと思ってくれる人を採用したいと思っています。だから、理念や園の特長をそのまま伝えられるホイシルは、ありがたいですね。

ホイシルの例文を活用して理念が伝わる採用ページをさくさく作成

ホイシルの具体的な操作性や作成時間はいかがでしょうか。

ページ作成は、さくさく簡単、楽にできたという印象が強いです。誰にでもできるわかりやすさですよね。
就職フェアのときの原稿や画像があったことはもちろんですが、ホイシルの作成ページには各項目に例文があり、とても助かりました

うちの幼稚園はどんな幼稚園なのか、どんな人に来て欲しいのかということが、園側でしっかりとまとまっていれば、そのままページが作成できて簡単だと思います。

園のホームページにも露出をし、ホイシル掲載ページの閲覧数と応募数も増加

園のホームページにも、ホイシル掲載ページをすぐに閲覧できるように設定いただいていますよね。

今回採用した方も、ホームページからホイシル掲載ページをご覧になって応募くださいました。
ただ、リンクバナーは必要があったから設置しただけなんです。
目立つ場所にバナーを貼れば見てもらえるということは経験上わかっていましたので、ホイシル掲載ページのバナーは誰もが見るトップページの目立つところに貼っておきたいと思ったんです。

それから、これはコドモンのおかげなのですが、コドモンの「お知らせ一斉配信」を使って、保護者の方に「このページで職員を募集していますので、心当たりある方がいたら声をかけてみてくれませんか」とホイシル掲載ページのURLを入れて配信したんです。そうしたら、閲覧数も一気にどんと増えました。

そういうことをしていたら、ちょうど今朝、また応募があったんです!(後日、採用決定)もしかしたら陰でホイシル掲載ページを紹介してくれた人がいたのかもしれません。ページはとにかく見ていただくことが大事ですし、できること・必要なことの積み重ねでこうしたご縁が生まれると思っています。

ホームページへの掲載だけでなく、直接ホイシル掲載ページを配信してみて、保護者の反応はいかがでしたか?

笑っちゃうんですけれども、「こんなに呼びかけないといけないぐらい人が足りないんだったら、私のお友達を紹介します」と、20年前に保護者だった方から何人もご紹介いただいたんです。

最近は、「職員が足りないために、園児30人の定員に対して15人までしか入れられない」、「職員が確保できないために、認定こども園の0・1歳の受け入れが予定よりも遅れた」というような話がまわりですごく増えていて、かなり深刻みたいなんですね。保護者も興味を持っているのだなと感じました。

そういうことが身近で起こっているので、ホイシルの掲載ページには、人様に見られたときに不信感や不安を抱かれない内容にしているつもりです。嘘も書いていないし、誰が見てくれてもいいですよという想いで作りました。

そのほかに保育士や保育教諭の採用活動で工夫して取り組まれていることがあれば、教えてください。

今年は例えば、養成校に出す求人票もオリジナルでつくりました。学校から送られてくる求人票だと採用条件しか書くことができないんですよ。それだとうちの幼稚園について伝わらないなと思ったので、壁に並べて貼られたときに少しでも目に留まるように、オリジナルの求人票を養成校に送りました。
幼稚園の雰囲気が少しは伝わるような工夫をしたつもりです。

人の目に触れる機会を増やすだけでなく、細かい配慮や工夫も大事ですね。本日はありがとうございました!

■施設情報
施設名:認定こども園琴似教会幼稚園(学校法人琴似キリスト教学園)
所在地:〒063-0842 札幌市西区八軒2条西1丁目3-1
職員数:16名

導入事例集をダウンロードする

関連する事例

事例一覧をみる

施設状況に合わせた
最適なプラン
ご案内します

不明な点はお気軽にお問い合わせください。
専門スタッフがさらに詳しくサービスや導入方法についてご説明いたします。
補助金を活用した導入についてもお気軽にご相談ください。
お電話でのお問い合わせ(平日9:00〜18:00)

050-2018-3197

050-2018-3197