「保育ICTラボ」事業は、保育ICT環境の整備におけるロールモデルとなる事例を創出し、さらに、こうしたロールモデルを他の自治体へ広く周知することで、保育現場がICTの活用による業務負担の軽減や保育の質の向上といった効果を、実感をもって理解できる機会を提供するとともに、働きやすい職場環境の実現を通じて、将来保育士を目指す若者への魅力発信にもつなげていく事業です。(保育ICTラボ事業の詳細はこちらから)。
■大阪府豊中市
・大阪府北部に位置
・人口:約39.8万人(2025年6月1日時点)
・市内保育施設:約200施設
・「子育てしやすさNo.1プロジェクト」を推進し、デジタル行政・地域教育などの政策を展開。
豊中市では、ICT導入の推進と、ICTに蓄積したデータの利活用を行うことで、保育の質の向上や保育者の業務負担を軽減するICTの導入効果の最大化を目指します。
先進事例として他地域への展開や、データ活用の価値を示すことで、未導入施設の導入意欲の喚起にもつなげてまいります。
①日々の保育でのデータ活用事例とICT活用モデル園の創出
市内のモデル園では、日々の保育でコドモンに蓄積したデータを生成AIを通じて統合と解析を行い、保育士がこどもを見取る際に参考となる示唆を提供する。人の力だけでは気づきにくい視点を踏まえた保育士同士の議論を通じて、見取りの精度の向上、ひいては保育の質向上に取り組みます。
②ICTに漠然とした不安を感じている園を支援する仕組みづくり
知識がない、相談先がないことで、ICTに漠然とした不安を感じている保育施設を支援する仕組みのあり方を検証します。
・支援対象園へ保育現場での実践と振り返りを繰り返す往還型研修の実施
・支援対象園への相談窓口(LINE、Zoomなど)の開設
・地域全体へのICT推進研修動画コンテンツの提供
③保育の質の観点でのICT化啓蒙と成果の発信
市内の保育施設に対して保育の観察・記録・振り返りの重要性、およびそのためのICTによる業務省力化の必要性について、有識者による講演を行い、 ICTの必要性を保育の質の観点から啓蒙します。また、モデル園の保育の実践公開を行い、ICT活用の具体像の理解を促すほか、本事業成果報告会を市内外自治体・保育施設へ発信します。
聖ミカエル保育園は、モデル園として日々の保育を通じてコドモンに蓄積された画像・帳票・記録データなどを活用し、保育士がこどもを見取る際に参考となる示唆を提供します。人の力だけでは気づきにくい視点を踏まえた保育士同士の議論を通じて、見取りの精度の向上、ひいては保育の質向上に取り組みます。
コドモンでは、保育ICTラボ事業での実践を通じて得た知見を活かしながら、全国の保育・教育施設、自治体のみなさまの相談にお応えしています。
「うちの施設ではどうだろう?」「ICT導入に向けて、何から考えればいいのだろう」など、疑問や不安がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。 ご希望に応じて、他施設の導入事例もご紹介します。
株式会社コドモン 自治体施設用コドモン導入窓口
TEL:050-2018-3197(9:00~18:00 土日祝除く)
mail:ict@codmon.co.jp
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