〈登降園管理についてのアンケート〉9割以上が「業務省力化を実感」 課題は保護者による打刻忘れ

調査レポート ICT活用保育

株式会社コドモンは全国の保育施設を対象に、登降園管理業務について実態調査アンケートを実施しました。本レポートでは、登降園管理において現場が感じている具体的な負担や、ICT導入による業務改善効果、制度要件に対する認知度などをご紹介します。

アンケート概要

・調査対象:コドモンを利用する全国の保育施設
・調査方法:メール案内、WEB回答方式
・調査期間:2025年10月27日(月) 〜11月26日(水)
・回答数:535件
・調査会社:株式会社コドモン

アンケート結果サマリー

*登降園管理のICT化について、「業務の省力化・負担軽減につながった」と感じている施設は9割超。効果を感じている施設が多い。

*登降園管理業務では、「保護者による打刻忘れ・記入漏れ」(79.4%)をはじめ、確認や修正に関わる負担を感じている施設が多いことがわかった。

*令和7年度創設の「1歳児配置改善加算」におけるICT必須要件については、「知っている」と回答した施設が6割超となる一方、「知らなかった」施設も約4割存在した。

*具体的な効果としては、「保護者への電話確認の手間が減る」「園児の出欠確認漏れがなくなる」などが挙げられた。

アンケート結果

「打刻漏れ・記入漏れ」が多くの施設で負担感に

Q1 現在の登降園管理業務において、負担に感じることはどれですか?(複数選択可)

登降園管理業務で負担に感じていることとして、もっとも多く挙がったのは「保護者による打刻忘れや記入漏れ」(79.4%)でした。
次いで、「職員間の情報共有漏れ」(17.9%)、「保護者からの時間変更連絡」(17.4%)、「転記の負担や転記ミス」(14.0%)など、日々の確認・修正・共有に関わる項目が続いています。

「1歳児配置改善加算」におけるICT必須要件、約4割は「知らなかった」と回答

Q2 令和7年度(2025年度)に創設された「1歳児配置改善加算」について、登降園管理のICT化が必須要件となっていることをご存知ですか?

「知っている(加算申請を検討・予定している)」(53.3%)が半数を超えた一方で、「知らなかった」(37.6%)という結果も見られました。制度要件の内容は、現場運用の観点において、必ずしも十分に浸透しているとは言えない状況です。

9割超がICTシステムの導入で「登降園管理業務の負担軽減につながった」と回答

Q3 登降園管理業務において、ICTシステムを導入して業務の省力化・負担軽減になったと感じますか。

登降園管理業務におけるICT導入の効果については、「とてもそう思う」(43.9%)、「ある程度そう思う」(50.1%)を合わせ、9割を超える施設が業務の省力化・負担軽減を実感している結果となりました。
課題は残りつつも、負担の削減にはつながっているといえるでしょう。

保護者対応・行政対応など幅広い業務で効果を実感

Q4 登降園管理業務において、ICTシステムを導入してどのような効果を感じていますか?(複数選択可)

「保護者への電話確認の手間が減る」(65.8%)、「園児の出欠確認漏れがなくなる」(57.6%)、「保護者との連携がスムーズになる」(46.5%)が上位を占めました。
また、集計・請求・事務作業面での効果も一定数確認されています。
「特にメリットは感じていない」は2.8%にとどまりました。

まとめ

本調査から、登降園管理業務のICT化により、多くの保育施設が業務の省力化やミス防止、保護者との連携強化といった効果を実感していることがわかりました。
一方で、保護者対応や確認作業、情報共有に関する負担は一定残るため、運用面の改善は引き続き検討する必要がありそうです。

データの引用について

本調査結果データを一部引用・二次利用等される場合は、「株式会社コドモン調べ」と表記の上、リンクのご協力をお願いいたします。
リンク先:https://www.codmon.com/column/report_19/
その他ご不明点や調査に関する詳細は、下記よりお問い合わせください。

株式会社コドモン 会社概要

◆所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号 五反田JPビルディング10階
◆資本金:68,250,000円
◆代表者:代表取締役 小池義則
◆WEB:https://www.codmon.co.jp/
◆事業内容:子どもを取り巻く環境をより良くするための事業を手掛け、働く人にとっても働きやすい組織づくりを体現。子育てに優しい社会に変わるよう多角的に環境整備を行い、社会に貢献する。
◎こども施設職員の労働環境を整え、保育・教育の質向上を支える子育てインフラとしての保育ICTシステム「コドモン」の開発・提供。2025年8月時点で、全国22,862施設、職員約44万人が利用。全国682の自治体で導入および実証実験の導入が決定。導入施設数・自治体導入施設数・契約自治体数でシェア1位※(2025年1月株式会社東京商工リサーチ調べ)。
◎保活中の保護者や求職者と保育・教育施設をつなげる採用・園児募集支援サービス「ホイシル(https://www.hoicil.com/ )」の提供。こども施設が簡単に施設の魅力を発信でき、地域の保護者や求職者、保育学生はより自分にあった園を探せる。その他、こども施設を対象とした専門のECサイト「コドモンストア(https://store.codmon.com/ )」、現場で働く保育者の資質や専門性向上を目的としたオンライン研修サービス「コドモンカレッジ(https://college.codmon.com/ )」、こども施設職員への福利厚生サービス「せんせいプライム(https://senseiprime.com/ )」などを展開。

お問い合わせ先

本件に関するお問い合わせは、下記までお願い申し上げます。
Mail: inquiry@codmon.com
Tel: 050-2018-3196(平日9:00-18:00)
※株式会社コドモン以外の販売元と契約されている施設は販売元までお問い合わせください。

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