「当たり前」を一新。保護者さんの喜びの声が頑張るモチベーションに

家庭保育園くっく 定員数19名 /岐阜県中津川市

施設種別 認可保育園

サービス 登降園管理保護者連絡

成果 保護者からの評判UP事務の省力化先生間のコミュニケーション改善

この事例の要約

  • 保護者や職員の負担を減らしたいと考え、コドモンを導入
  • コドモンは「連絡帳を手元に残すことができる」ことが魅力的だった
  • アレンジ次第でいろいろな活用方法があり、自園にあった使い方ができる

岐阜県中津川市ではじめてICTを導入した家庭保育園くっくさま。保護者支援に力を入れており、保護者の負担を軽減するために園とのやり取りをICT化したいとコドモンの導入を決められました。
その経緯と活用方法、今後の展望について、園でICTを推進している事務の麗華先生とクラス担任の直美先生にお話しを伺いました。

現状を変えたいという熱い思いを受け、決意

中津川市で初のICT導入とのことですが、導入を検討されたきっかけを教えてください。

麗華先生:保護者さんにとって負担が減る方法を模索し、導入を考えはじめました。中津川市では初めてということですが、実際にこのあたりの園では何年も変わらないやり方がずいぶん残っています。保護者さんの持ち物はたくさんありますし、連絡帳は紙のものを使っていますし、園によっては登園後に荷物の整理や活動の準備をするところまで保護者さんにやっていただいていたり。私自身保護者でもあるので、その負担の大きさを実感していました。そこで、保護者さんの負担を軽減するためになにかできることはないかと考えたときにコドモンを知り、「導入してみたい」「これなら紙の連絡帳はなくせる」と思いました。

直美先生:麗華先生が「保護者さんの負担を減らすために、ICT導入をしてみませんか」と声をあげてくれたんですが、私たちは、今までのやり方を当たり前のように思って仕事をしてきましたので、職員一同「どうしよう…」と戸惑いました。ですが、現状を変えたいという麗華先生の熱い思いに強く共感し挑戦したいと思い「担当をやらせていただきます!」と手をあげました。それが第一歩となり、ICT導入をスタートすることになりました。

コドモンを導入した決め手はなんでしょうか?

麗華先生:何社か検討していたんですけど、コドモンは唯一連絡帳の製本サービスがあり、それが決め手になりました。連絡帳は手元に思い出としてずっと残せるのがいいところなので、それを製本できるのは保護者さんも嬉しいですよね。

直美先生:実際に連絡帳は保護者さんにも好評です。麗華先生はお子さんがいらっしゃって、保護者目線で提案やアドバイスをしてくださるので、すごく説得力があるんです。

麗華先生:コドモンの無料のお試し期間中に実際に操作してみましたが、初心者でも使いやすかったです。
また、不明点に対して丁寧に誠実にサポートの方が回答してくださり、フォロー体制がすばらしく、安心して使えると思いました。メールで問い合わせた際もお返事が早く、そこも嬉しかったです。問題が発生したときは解決しないと次に進めず、せっかくのやる気がそがれてしまいますから。

保護者さん喜びの声が、職員の最大のモチベーション

ありがとうございます。コドモンの導入にあたって課題や苦労したことなどはありましたか?

麗華先生:実は、最初に「コドモンを導入したい」と提案したときの職員のみなさんの不安そうな反応を見て、「難しいかもな」と思ったんです。ですが、直美先生が担当を引き受けてくださって、「一緒に挑戦してくれる先生が1人いるなら絶対にできる」と確信しました。

直美先生:私はもう麗華先生の熱い気持ちに応えたくて、手をあげたからにはやるしかないという思いでがんばりました。幅広い世代の職員がいるので、ICTというだけで不安な声はありましたが、「ネットで買い物ができるなら大丈夫ですよ」と、励ましあいながら少しずつ実際にやってみました。1人が挑戦してみようかなという気持ちになれば、2人、3人と私もやってみようかなというチャレンジの輪が広がっていきました。

麗華先生:私自身、4〜5年前まではExcelもWordも使えませんでしたし、ICTもなにか知りませんでした。最初は手探りでしたが、それでも一通り使えるようになりました。先生方も同じだと思いますが、新しいことができるようになるのは嬉しいですよね。
なんといっても保護者さんの喜びの声が職員の最大のモチベーションです。苦手でも、なかなか操作を覚えられなくても、失敗しても、保護者さんからの「ありがたい」「助かります」の一言が、職員の「がんばろう」につながっていると感じます。誰かの役に立っているという実感は、仕事をする上でとても重要な要素ですよね。

コドモンはいろいろな使い方ができるので、使えるものはすべて使っています

現在、コドモンをどのように活用されていますか?

麗華先生:連絡帳からはじまり、欠席連絡や保護者からの連絡、施設側からのお知らせ一斉配信やアンケートなど、保護者さんとの連絡ツールはすべて使っています。
コドモンはいろいろな使い方ができるので、やりたいことがあるときはまず「コドモンでできないかな?」と考えるようにしていますし、利用範囲を広げるときも、うちの園ではどういうふうに使えるかなと考えて活用しています。たとえば「アンケート」を一時預かりの申し込みに使ったり、「行事予定」に持ち物などもすべて入力して保護者さんに見てもらったり。
直美先生:「園内連絡」も活用しています。コドモンの「園内連絡」は、連絡事項や周知したい情報を職員間で共有でき、誰が閲覧したかも一目瞭然なので、漏れなく情報共有できるところが便利です。
一時預かりでくるお子さんの情報を共有したり、運動会の練習はこんなふうにしていると共有したり。様々な働き方の先生方にも情報を伝えられています。

最後になりますが、今後の展望について教えてください。

麗華先生:うちの園が市でICTを導入する第一号であることを知ったのは、市へ導入の相談をさせていただいたときでした。
当園には、保育業界の「当たり前」を見直し、「小規模園のロールモデル(お手本)になる」というビジョンがあります。そのためにコドモン以外にも、手ぶらで登園できるサービスや保育料のキャッシュレス決済などを取り入れ、保護者さんの負担軽減を図り、地域から求められる園になるよう日々考え努力しています。
当園が取り込んでいることが、ほかの園さまのICTや保護者サービス導入のきっかけになり、市内全体の保育の質や保護者支援が充実して、保護者さんと職員の笑顔が増えれば、と切に願っています。それが子どもたちの笑顔に繋がるものだと思いますので。
うちの園だけにとどまらず、地域全体の保育・教育環境づくりに貢献できたらうれしいですね。

コドモンでも保育者と保護者の笑顔が増えるような保育・環境づくりに貢献できるよう頑張ります。この度はありがとうございました。

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