事務作業はコドモンに任せ、保育を考える余白を増やしています

幼保連携型認定こども園せいび 定員数108名 /東京都八王子市

施設種別 認定こども園

サービス 登降園管理請求管理保護者連絡

成果 事務の省力化手書き業務の削減保育・教育の質向上

この事例の要約

  • 汎用性が高いコドモンだからこそ、自園に合った使い方ができる
  • 保育ICTシステムの活用で、時間と場所を超えたコミュニケーションがとれる
  • コドモンで「明日の保育を考える」余白をつくる

2016年にコドモンの利用を開始され、6年以上活用いただいているこども園せいび。導入当初から保育ICTの活用を牽引してきた折井園長に、導入初期から現在のコドモンの活用と業務の変化についてお話しいただきました。

シンプルなデザインと、活用の自由度が導入の決め手に

6年前の当時は保育ICTシステム自体がまだ新しいツールだったと思いますが、そのようななかでコドモンの導入を決めたきっかけについて教えてください。

当時使っていた登降園のシステムが、自園の運用には使い勝手がよくなくて。ちょうど導入に対する補助金が出るという話もあり、いい機会だから乗り換えようと思って探していたんです。

そのころは、今ほど保育ICTシステムは充実していなくて、サービスを提供している会社も限られていました。そんななか、別の会社の営業担当さんからコドモンをおすすめされて電話してみたのがきっかけです。当時のコドモンは保護者との連絡機能があった一方で登降園管理の機能はなくて、「来年の4月までにはリリース予定です」と回答をもらいました。

使う予定の機能がまだリリースされていない状態で、決め手になったのはどういう点だったのでしょうか?

コドモンのコンセプトとデザインがいいと思い惹かれました。
シンプルで、よくある子ども向けのイラストだとか、余計なものがない。加えて、何でもExcelでデータをダウンロードできて、そこからまたカスタマイズできるといったように、すごく汎用性が意識されていると感じました。

システムであっても、ユーザーごとにカスタマイズできる部分がほしいと思っていました。市区町村によって、延長保育料の申請などのフォーマットは違うので、本来はユーザーごとにカスタマイズなんてしていたらどんどんコストが上がっていくんですよね。
そこをコドモンでは、データをExcelで落とせるようにして、あとはそれぞれお客さんごとにカスタマイズして使えるようになっている。そういう痒い所に手が届くコンセプトが好きだなと。

僕としては、うちはうちの園らしく、職員も自分らしくあってほしいし、子どもも自分らしくあってほしいと思っています。たとえば職員の服装や髪の色だって、自分らしさが一番優先される。もちろん子どももそうです。

自分らしくいられると、いちばん居心地がいいじゃないですか。
そのいちばんいい形、「うちらしい」形にカスタマイズして使えるというのがいいですね。

導入から6年を経て、いま、こども園せいびさんにおいてコドモンはどんな存在でしょうか?

もうすっかり馴染んでいますね。
この6年のなかで感じる大きな変化は、新しく転園されてきた保護者が「前の園もコドモンのアプリでした」とおっしゃったり、新しく入職した職員で「前の園でもコドモンを使っていました」という人が増えたことですね。本当にシェアが拡大していることを実感しています。
僕が最初に問い合わせたときは、まだ今のように広まってはいませんでしたし、細かい仕様については営業担当さんが窓口になってエンジニアの方と話をしてくれたりしました。
サポートセンターができたのも大きな変化でしたね。

時間と場所を超えたコミュニケーションを生み出せるのが保育ICTのよさ

導入の際に、困難に感じられたところはありましたか?

何かあったかな……?
職員も保護者もスマホを使い慣れているので、あまり苦労した記憶はないですね。保護者から入力の仕方について事務担当に質問がくることが少しあったくらいで、特別な説明会などもやらなかったです。

現場の先生方の反応はいかがでしたか?

うちはコドモンを使う前から業務でパソコンを使っていたので、抵抗感はなかったと思います。いまも、コドモンと並行してチャットツールなども使っています。いろいろな機能を使うのをおすすめしているというわけではなく、それぞれの施設、組織、チームにとっていちばん都合のいいサービスを組み合わせることが大事だと思っています。
ICTシステムといっても、詰まるところの機能はコミュニケーションなんですよ。

例えば、パソコンは清書機能のためにあるわけじゃないですよね。データをどう活用するか、データを介してどう人とつながっていくかということが大事だと思うんです。コドモンしかり、ICTを使うことで、時間と場所を超えたコミュニケーションがとれる。僕はそういうところがいいと思っています。

貴園では、どのように運用を進めているのでしょうか。

職員たちもICTに詳しいわけではないので、ほとんど僕がひとりで決めてきました。
その施設や組織になにが合うのかは、ほかの人にはわからないから、自分たちで考えていくしかないと思っています。
運用に悩むときはコドモンの担当者さんがいい相談相手になってくれるから、それをうまく使ったらいいんじゃないかな。

やっぱり知識や知見がある人に、「こんなことをやりたいんだけど、いい方法ない?」と聞くと、いろいろな使い方を知ることができたりしますよね。

保育に集中するために、ツールで頭のなかに余白をつくる

いまコドモン導入を検討されている、これからコドモンを導入する施設の方に向けてのアドバイスがあれば教えてください。

ICTシステムも、あくまでツールなんだということを理解し、依存しすぎないことかなと思います。
僕たちにとっての本業は保育。保育をしっかりやっていくことが、当たり前だけどいちばん大事。その本業に集中するためにコドモンなどのツールに助けてもらうイメージです。
ICTシステムをなんのために導入するのかというと、頭のなかに余白をつくるためなんだと思うんです。

「頭のなかに余白をつくる」というのは、どういうことでしょうか。

僕たちは保育の事を一番に考えなきゃいけないのだけれど、「保護者にこのことを伝達しなきゃ」とか、「今日何人登園しているんだっけ」とか、「さっき電話があったよね、お迎えの電話だ」とか、「〇〇ちゃんは今日早退だ」といった事務仕事についてもあれこれ考えているんですよね。
そういうことこそ、それこそコドモンを始めとしたICTでやってしまえばいいんです。

登降園の管理、保育料の計算、保護者との連絡、栄養計算…
そういった事務仕事においてコドモンを活用することで、頭のなかに明日の保育を考えられる余白をつくっています。

コドモンを導入したことで「もっと保育を考えられる」余裕ができたということでしょうか。

そうそう。
コドモンで事務的な管理をして、その分できた頭の余白や時間は、自分たちが本当にやらなきゃいけないことを深めるために使う。それって、結局頭を使うことには変わりないんですよね。つまり雑事のせいにできないとも言えるので、結果的にますます保育に向き合うことが求められていきます。

こども園せいびさまでは、現場の先生方がしっかりと保育に向き合うための保育周辺の業務をコドモンが担えているということですね。私たちのミッション「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」が実現されていてうれしいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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