株式会社コドモンは全国の保育施設を対象に、2025年度の保育士採用に関するアンケート調査を実施しました。
本レポートでは、保育士の充足状況や採用活動の進捗、採用が順調だった・遅れた要因、応募ルートの実態などをご紹介します。
昨年の調査結果はこちらからご覧ください。
https://www.codmon.co.jp/newsletter/11088/
・調査対象:コドモンを利用する全国の保育施設
・調査方法:メール案内、WEB回答方式
・調査期間:2025年11月17日(月) 〜12月6日(土)
・回答数:251件
・調査会社:株式会社コドモン
*保育士が「不足している(おおいに不足・不足・やや不足)」と回答した施設は62.1%となった。依然として人材不足が続くも前回調査から微減。
*「採用しにくくなってきている」と感じている施設は65.7%と、採用難を実感する声が多数を占める結果に。
*採用が順調だった施設では、「園見学で魅力を十分に伝えられた」「労働条件や情報発信の工夫」などが挙げられた。
*一方、採用が遅れた理由としては、「労働条件の魅力不足」「辞退の発生」「情報発信量の不足」などが上位に挙がる。
Q1 保育士の充足状況について教えてください。


「おおいに不足している」「不足している」「やや不足している」と回答した施設は62.1%で、依然として保育士不足が続いていますが、前回調査の66.7%からは微減という結果になりました。
Q2 保育士採用の近年の傾向について教えてください。


「採用しにくくなってきている」が6割を超え、採用難を実感している施設が半数を超えることがわかりました。
昨年の調査でも「採用しにくくなってきている」は6割を超えており、採用の厳しさが継続していることがうかがえます。
Q3 ここ3年以内で、保育士採用で失敗したと思ったケース(早期退職やトラブル等)はありますか?


採用後のトラブルが「ある」と回答した施設は66.5%で、前年度調査と横ばいの結果となりました。
Q4 今年度(2025年度)の採用人数を教えてください。


「2~5人」と回答した施設が最も多く、過半数を超える結果となりました。
Q2で「採用を実施していない」と回答した施設は17件だったことを踏まえると、採用を実施したものの、今年度採用まで至らなかった施設も複数あることが推測されます。
Q5 今年度(2025年度)の採用はスケジュール通り進んでいますか?


「予定より早まった」は8.0%、「スケジュール通り」は31.1%となり、順調に採用が進んでいる施設は4割程度という結果になりました。
Q6-1 採用が順調だった理由は何でしたか?(複数選択可)


「園見学で魅力を十分に伝えられた」(35.7%)、「労働条件(給与・福利厚生・働き方など)の魅力を発信した」(32.7%)、「面接において魅力をしっかり伝えられた」(26.5%)など、園の魅力を直接・具体的に伝える取り組みが上位に並びました。園の雰囲気や働き方を具体的に伝える工夫が、採用成功につながっていることがうかがえます。
Q6-2 採用が遅れた主な理由は何ですか?(複数選択可)


採用が予定より遅れた施設では、 「労働条件(給与・福利厚生・働き方など)の魅力不足」(42.9%)や 「辞退(選考途中・内定辞退)が発生した」(37.1%)が主な要因として挙げられました。
また、「ホームページや求人票などで提供する情報量が少なかった」(25.7%)といった回答も見られ、求職者に十分な情報を伝えきれていないことが、採用の遅れにつながっている様子がうかがえます。
Q7 求職者の応募ルートとして多いものを教えてください。(複数選択可)


前回調査と同様、「ハローワーク」(50.2%)がもっとも多く、次いで「学校に提出している求人票」(38.6%)、「自社ホームページ」(37.8%)と続きました。
人材紹介や求人サイト、就職フェアを利用する施設の割合は昨年より増えており、複数の応募ルートを併用しながら採用活動を行っている実態が見えてきました。
Q8 採用活動を行う上で、悩んでいる・苦労していることがあれば教えてください。(複数選択可)


「応募者数が少ない」が圧倒的に多く、およそ7割の施設が課題に感じていることがわかりました。応募数の確保と、魅力発信の方法が大きな課題となっています。
本調査から、保育士採用を取り巻く環境は依然として厳しく、多くの施設が人材不足や採用難を感じていることが明らかになりました。
一方で、園見学や情報発信の工夫、労働条件の見せ方など、「園の魅力をどう伝えるか」の工夫に取り組んでいる施設ほど、採用が順調に進んでいる傾向が見られました。
本調査結果データを一部引用・二次利用等される場合は、「株式会社コドモン調べ」と表記の上、リンクのご協力をお願いいたします。
リンク先:https://www.codmon.com/column/report_21/
その他ご不明点や調査に関する詳細は、下記よりお問い合わせください。
◆所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号 五反田JPビルディング10階
◆資本金:68,250,000円
◆代表者:代表取締役 小池義則
◆WEB:https://www.codmon.co.jp/
◆事業内容:子どもを取り巻く環境をより良くするための事業を手掛け、働く人にとっても働きやすい組織づくりを体現。子育てに優しい社会に変わるよう多角的に環境整備を行い、社会に貢献する。
◎こども施設職員の労働環境を整え、保育・教育の質向上を支える子育てインフラとしての保育ICTシステム「コドモン」の開発・提供。2025年8月時点で、全国22,862施設、職員約44万人が利用。全国682の自治体で導入および実証実験の導入が決定。導入施設数・自治体導入施設数・契約自治体数でシェア1位※(2026年1月株式会社東京商工リサーチ調べ)。
◎保活中の保護者や求職者と保育・教育施設をつなげる採用・園児募集支援サービス「ホイシル(https://www.hoicil.com/ )」の提供。こども施設が簡単に施設の魅力を発信でき、地域の保護者や求職者、保育学生はより自分にあった園を探せる。その他、こども施設を対象とした専門のECサイト「コドモンストア(https://store.codmon.com/ )」、現場で働く保育者の資質や専門性向上を目的としたオンライン研修サービス「コドモンカレッジ(https://college.codmon.com/ )」、こども施設職員への福利厚生サービス「せんせいプライム(https://senseiprime.com/ )」などを展開。
本件に関するお問い合わせは、下記までお願い申し上げます。
Mail: inquiry@codmon.com
Tel: 050-2018-3196(平日9:00-18:00)
※株式会社コドモン以外の販売元と契約されている施設は販売元までお問い合わせください。
NEW