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〈学童施設の実態調査〉ICT活用で7割超が業務負担を実感。働くうえでの課題第1位は「人員不足」

調査レポート 学童保育

株式会社コドモンは、保育・教育施設向けICTサービス「コドモン」を利用中の全国の学童施設等を対象に、学童施設の業務についてのアンケートを実施しましたので、調査結果をお知らせいたします。

アンケート概要

  • 調査対象:コドモンを利用する全国の学童施設
  • 調査方法:メール案内、WEB回答方式
  • 調査期間:2026年1月26日(月) 〜2月4日(水)
  • 回答数:118件
  • 調査会社:株式会社コドモン

アンケート結果サマリー

*学童の現場では約7割が「人員不足」を課題としており、処遇・待遇や専門性のある職員不足も引き続き大きな課題となっている。
*人材確保に関する課題としては「応募者数が少ない」(62.7%)が最多に。
*ICT導入により、入退室管理や保護者対応の省力化を7割以上の施設が実感。
*入退室管理業務で97.5%が「ICTが役に立っている」と回答。

アンケート結果

学童保育施設の約7割が「人員不足」を課題と回答。上位は前年度と同じ結果に

Q1 学童の現場で働くうえで課題に感じることがあれば、すべて教えてください(複数選択可)
Q1 学童の現場で働くうえで課題に感じることがあれば、すべて教えてください(複数選択可)

項目 件数 割合
人員不足 81 68.6%
処遇/待遇 76 64.4%
専門性の高い職員の不足/不在 61 51.7%
児童ひとりあたりの施設のスペースが狭い 48 40.7%
保護者とのコミュニケーションの難しさ 47 39.8%
地域や近隣の小学校との連携不足 45 38.1%
児童とのかかわり方 45 38.1%
子どもの安全管理が不十分 35 29.7%
正社員の求人の少なさ 30 25.4%
保育の質の低下 17 14.4%
残業の多さ 13 11.0%
その他(自由記述) 7 5.9%
特になし 0 0.0%

「人員不足」が68.6%と最も多く、「処遇/待遇」(64.4%)、「専門性の高い職員の不足/不在」(51.7%)と続きました。前回調査と比べてもほぼ横ばいの結果となったことから、改善の難しさがうかがえます。

「専門性の高い職員」「柔軟にシフトに入れる職員」が不足

Q2  現在、貴施設における職員の不足状況について、当てはまるものをお選びください。(複数選択可)
Q2  現在、貴施設における職員の不足状況について、当てはまるものをお選びください。(複数選択可)

項目 件数 割合
専門性の高い職員(指導員、保健師、心理士など)が不足している 62 52.5%
勤務シフトを埋める職員が不足している(特に午後や長時間勤務など) 55 46.6%
非常勤職員(パートやアルバイト)が不足している 54 45.8%
若手職員が不足している 42 35.6%
正社員が不足している 34 28.8%
ベテラン職員が不足している 17 14.4%
職員不足は感じていない 13 11.0%
その他(自由記述) 6 5.1%

Q1でも上位となった「専門性の高い職員が不足している」が52.5%と過半数を超えました。次いで「勤務シフトを埋める職員が不足している」(46.6%)、「非常勤職員が不足している」(45.8%)という結果になりました。

応募数・就業条件などさまざまな課題が重なる現状

Q3  人材確保に関して、課題に感じることがあれば、すべて教えてください(複数選択可)
Q3  人材確保に関して、課題に感じることがあれば、すべて教えてください(複数選択可)

項目 件数 割合
応募者数が少ない 74 62.7%
資格やスキルを持つ人材が不足している 64 54.2%
就業条件(給与・待遇)が不十分である 60 50.8%
勤務時間やシフトが合わない応募者が多い 44 37.3%
働き方やキャリアパスの魅力が伝わりにくい 27 22.9%
仕事の負担やストレスが大きい 24 20.3%
職場環境や人間関係の課題がある 18 15.3%
地域的な要因で人材確保が難しい 17 14.4%
すぐに退職してしまう職員が多い 17 14.4%
採用活動にかけられる時間・リソースが不足している 15 12.7%
その他(自由記述) 3 2.5%

「応募者数が少ない」が62.7%、「資格やスキルを持つ人材が不足している」が54.2%、そして「就業条件(給与・待遇)が不十分である」が50.8%、さらに「勤務時間やシフトが合わない応募者が多い」が37.3%という結果になりました。人数だけでなく、専門性を備えた職員を確保する「質の担保」にも強い危機感を持っている施設が多いという実態が浮き彫りとなりました。

学童保育でのICT導入ハードルは年々低下傾向に。現場理解が進展か

Q4 ICT(コドモン)の利用開始時に負担に感じたことがあれば、すべて教えてください(複数選択可)
Q4 ICT(コドモン)の利用開始時に負担に感じたことがあれば、すべて教えてください(複数選択可)

項目 件数 割合
保護者への説明 43 36.4%
職員への説明 41 34.7%
特になし 39 33.1%
機材の操作 29 24.6%
ICT管理への切り替え手順 24 20.3%
機材の準備 18 15.3%
インターネット環境の整備 17 14.4%
その他(自由記述) 9 7.6%

「保護者への説明」(36.4%)、「職員への説明」(34.7%)が主な負担として挙げられました。
一方で、負担が「特になし」と回答した施設は昨年度の22.0%から11.1ポイント増加しており、ICT化に対する現場の理解や受け入れが進んでいることがうかがえます。

ICT活用で保護者連絡・入退室管理の業務負担が大幅軽減

Q5 業務をICT(コドモン)に移行したことで感じたことを、すべてお選びください(複数選択可)
Q5 業務をICT(コドモン)に移行したことで感じたことを、すべてお選びください(複数選択可)

項目 件数 割合
児童の入退室時間を正確に把握できるようになった 89 75.4%
保護者への電話確認の手間が減った 88 74.6%
保護者へのお便りの配布が楽になった 88 74.6%
お便りや出席簿などの紙の印刷が減った 70 59.3%
手書きの書類作成が減った 49 41.5%
利用時間の集計や請求計算の負担が減った 44 37.3%
急な予定変更に対応しやすくなった 43 36.4%
アプリの活用が保護者に喜ばれる 41 34.7%
迎えそびれや送りそびれが減った 25 21.2%
持ち帰り残業が減った・なくなった 4 3.4%
採用時の強みとして活用できるようになった 2 1.7%
特になし 2 1.7%
その他(自由記述 4 3.4%

「児童の入退室時間を正確に把握できるようになった」(75.4%)、「保護者への電話確認の手間が減った」(74.6%)、「保護者へのお便りの配布が楽になった」(74.6%)など、保護者対応の省力化を感じている施設が7割を超えました。
また、出席簿や書類作成などのデスクワークの負担が軽減されたことで、ICT化の効果を実感している施設も多いことがわかります。

入退室管理業務でのICT効果を多くの施設が評価

Q6 コドモンは入退室管理業務において業務省力化、負担軽減に役立っていると思いますか?
Q6 コドモンは入退室管理業務において業務省力化、負担軽減に役立っていると思いますか?

項目 件数 割合
おおいに役に立っている 35 29.7%
役に立っている 50 42.4%
どちらかというと役に立っている 30 25.4%
どちらかというと役に立っていない 1 0.8%
まったく役に立っていない 2 1.7%

「おおいに役に立っている」(29.7%)、「役に立っている」(42.4%)、「どちらかというと役に立っている」(25.4%)と、コドモンが入退室管理業務の役に立っていると回答した施設は全体の97.5%となりました。

「保護者からの連絡」機能の満足度が大きく向上。「入退室管理」機能も前回より増加

Q7 特に役立っている(満足している)と感じる機能を、すべてお選びください(複数選択可)
Q7 特に役立っている(満足している)と感じる機能を、すべてお選びください(複数選択可)

項目 件数 割合
保護者からの連絡 113 95.8%
入退室管理 94 79.7%
アンケート 65 55.1%
請求管理 35 29.7%
児童情報管理 26 22.0%
延長保育料計算 24 20.3%
オンライン基礎研修(自学自習モード) 23 19.5%
写真共有・販売 21 17.8%
行事予定 21 17.8%
連絡帳 14 11.9%
シフト管理 10 8.5%

機能別の満足度では、「保護者からの連絡」が95.8%と、前年度から10ポイント以上増加という結果になりました。次いで支持を集めたのは「入退室管理」(79.7%)、「アンケート」(55.1%)と、こちらも前年度よりポイント増となりました。

基本機能を中心に、さらなる活用への期待が高まる結果に

Q8 今後活用したいと感じる機能を、すべてお選びください(複数選択可)
Q8 今後活用したいと感じる機能を、すべてお選びください(複数選択可)

項目 件数 割合
入退室管理 62 52.5%
保護者からの連絡 60 50.8%
アンケート 36 30.5%
オンライン基礎研修(自学自習モード) 28 23.7%
行事予定 27 22.9%
児童情報管理 25 21.2%
請求管理 24 20.3%
延長保育料計算 23 19.5%
連絡帳 21 17.8%
写真共有・販売 21 17.8%
シフト管理 15 12.7%

今後活用したい機能としては、「入退室管理」(52.5%)、「保護者からの連絡」(50.8%)、「アンケート」(30.5%)が上位となりました。

まとめ

本調査から、学童現場では依然として「人員不足」が最大の課題となっており、多くの施設が人材確保や専門性の高い職員の不足を感じていることが明らかになりました。
一方で、ICTの活用により、入退室管理や保護者対応などの業務負担が軽減されているとの回答が多数を占めました。特に入退室管理業務では高い評価が集まり、業務省力化につながっている実態がうかがえる結果となりました。

昨年の調査結果はこちらからご覧ください。
https://www.codmon.com/column/report_2/

データの引用について
本調査結果データを一部引用・二次利用等される場合は、「株式会社コドモン調べ」と表記の上、リンクのご協力をお願いいたします。
リンク先:https://www.codmon.com/column/report_22/
その他ご不明点や調査に関する詳細は、下記よりお問い合わせください。

株式会社コドモン 会社概要
◆所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号 五反田JPビルディング10階
◆資本金:68,250,000円
◆代表者:代表取締役 小池義則
◆WEB:https://www.codmon.co.jp/
◆事業内容:子どもを取り巻く環境をより良くするための事業を手掛け、働く人にとっても働きやすい組織づくりを体現。子育てに優しい社会に変わるよう多角的に環境整備を行い、社会に貢献する。
◎こども施設職員の労働環境を整え、保育・教育の質向上を支える子育てインフラとしての保育ICTシステム「コドモン」の開発・提供。2026年2月時点で、全国25,000施設、職員約49万人が利用。全国719の自治体で導入および実証実験の導入が決定。導入施設数・自治体導入施設数・契約自治体数でシェア1位※(2026年1月株式会社東京商工リサーチ調べ)。
◎保活中の保護者や求職者と保育・教育施設をつなげる採用・園児募集支援サービス「ホイシル(https://www.hoicil.com/ )」の提供。こども施設が簡単に施設の魅力を発信でき、地域の保護者や求職者、保育学生はより自分にあった園を探せる。その他、こども施設を対象とした専門のECサイト「コドモンストア(https://store.codmon.com/ )」、現場で働く保育者の資質や専門性向上を目的としたオンライン研修サービス「コドモンカレッジ(https://college.codmon.com/ )」、こども施設職員への福利厚生サービス「せんせいプライム(https://senseiprime.com/ )」などを展開。

お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、下記までお願い申し上げます。
Mail: inquiry@codmon.com
Tel: 050-2018-3196(平日9:00-18:00)
※株式会社コドモン以外の販売元と契約されている施設は販売元までお問い合わせください。

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