【調査レポート】施設での職員間コミュニケーション実態調査|約8割が課題を感じ、連絡ツールの導入で約半数が改善を実感

調査レポート

株式会社コドモンは、保育・教育施設向けICTサービス「コドモン」を利用中の全国のこども施設を対象に、施設内でのコミュニケーションについてのアンケートを実施しましたので、調査結果をお知らせいたします。

アンケート概要

・調査対象:コドモンを利用する全国のこども施設(保育園・認定子ども園・学童施設など)
・調査方法:メール案内、WEB回答方式
・調査期間:2026年1月8日(木) 〜 2026年2月5日(木)
・回答数:327件
・調査会社:株式会社コドモン

アンケート結果サマリー

  • 約8割が「職員間コミュニケーションに課題」と回答
  • コミュニケーション不足の主な要因は「業務多忙による時間不足」と「シフト制」という結果に
  • コミュニケーション不足による影響は「伝達漏れ・認識齟齬」がもっとも多い(59.9%)
  • 連絡ツールを導入した施設の半数近くが「コミュニケーションの改善を実感」
  • 職員間連絡は「個人LINE利用」が最多(57.4%)。次いでコドモンの連絡ツール

アンケート結果

約8割が「コミュニケーションに課題を感じている」と回答

Q1 あなたは現在、自施設の「職員間のコミュニケーション」に課題を感じていますか?


「とても感じている」(24.5%)と「やや感じている」(53.5%)を合わせると、78.0%が職員間コミュニケーションに課題を感じていると回答しました。
多くの施設で、日々の連携や情報共有において何らかの課題を抱えている現状がうかがえます。

職員同士のコミュニケーション不足の主な要因は「業務多忙による時間不足」と「シフト制」という結果に

Q2 その原因は何だと思いますか?(複数回答)


「日々の業務に追われ、ゆっくり話す時間がとれない」(59.9%)、次いで「シフト制のため、職員全員が揃う時間が少ない」(56.3%)という結果になりました。
時間的制約という構造的な要因に加え、「年齢差・経験差による話しづらさ」(25.1%)や「情報共有の場・仕組みが整っていない」(20.2%)など、組織体制や人間関係に関わる項目も一定数選ばれています。

コミュニケーション不足が「伝達漏れ」「方針の不一致」に影響

Q3 コミュニケーション不足によって、業務や保育・教育活動にどのような影響が出ていますか?(複数回答)


コミュニケーション不足による影響としてもっとも多かったのは、「連絡事項の伝達漏れや業務の認識違いが発生する」(59.9%)でした。
次いで、「クラス運営や子どもへの対応方針が統一できない」(40.1%)、「特定の職員に業務負荷が偏る」(39.1%)、「信頼関係が築きにくくチームワークが低下する」(35.2%)などが挙げられています。
日常の業務だけでなく、組織の運営や保育の質にも影響が及んでいることがうかがえます。

連絡ツールを導入した施設の約半数が「改善を実感」

Q4 連絡ツール(アプリやソフト)を導入して、コミュニケーションは改善したと感じますか?


「とてもそう思う」、「ある程度そう思う」の合計が48%と、ほぼ半数を占める結果となりました。
一方、「変わらない」(16.8%)、「あまりそう思わない」(9.2%)、「全くそう思わない」(2.8%)も一定数見られました。

導入後の効果は「情報共有のしやすさ」が最多

Q5  連絡ツールを導入して、どのような効果を感じていますか?(複数回答)


連絡ツールを導入した効果として、もっとも多かったのは「情報共有しやすくなった」(58.6%)でした。
続いて、「ペーパーレス化が進んだ」(43.0%)、「過去のやり取りを検索・振り返りやすくなった」(40.6%)、「伝達ミスが減った」(37.5%)などが挙げられました。
導入によって、時間がない中でも情報共有に改善が見られた施設が多いことがわかります。

職員間連絡は依然として「個人LINE」が最多

Q6 現在、職員間の連絡や情報共有に使っているツールをすべてお選びください。(複数回答)


職員間の連絡や情報共有に使用しているツールとして、もっとも多かったのは「LINE(職員個人のプライベートアカウント)」の57.4%でした。
次いで、「コドモン『お知らせ一斉配信』」(36.7%)、「コドモン『施設内連絡』」(31.1%)、「コドモン『せんせいトーク』」(23.9%)が続きました。
複数ツールを併用している施設も多く、用途に応じた使い分けがされている状況がうかがえます。

未導入の理由は「ITスキルへの不安」と「切り替え負担」

Q7 職員間の連絡において、ICTツール(アプリやソフト)を導入していない理由は何ですか?(複数回答)


ICTツールを導入していない施設に理由を尋ねたところ、「職員のITスキルに不安がある」(27.6%)がもっとも多くなりました。
続いて、「導入・切り替え時の業務負担が心配」(25.0%)、「メリットが分からない・必要性を感じない」(25.0%)、「法人本部・自治体方針のため判断できない」(21.1%)が挙げられています。
スキルに対する不安だけでなく、運用面でのハードルが導入の背景にあることが分かりました。

まとめ

本調査では、職員の78.0%が施設内コミュニケーションに課題を感じていることが明らかになりました。主な要因は「業務多忙による時間不足」と「シフト体制」による物理的制約のほか、人間関係についての課題もうかがえました。
またコミュニケーション不足が、伝達漏れや方針の不統一など、現場運営に大きな影響を及ぼしていることもわかりました。
一方で、連絡ツールを導入している施設では、約半数が課題の改善を実感しているという結果になりました。

データの引用について
本調査結果データを一部引用・二次利用等される場合は、「株式会社コドモン調べ」と表記の上、リンクのご協力をお願いいたします。
リンク先:https://www.codmon.com/column/report_23/
その他ご不明点や調査に関する詳細は、下記よりお問い合わせください。

株式会社コドモン 会社概要
◆所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号 五反田JPビルディング10階
◆資本金:68,250,000円
◆代表者:代表取締役 小池義則
◆WEB:https://www.codmon.co.jp/
◆事業内容:子どもを取り巻く環境をより良くするための事業を手掛け、働く人にとっても働きやすい組織づくりを体現。子育てに優しい社会に変わるよう多角的に環境整備を行い、社会に貢献する。
◎こども施設職員の労働環境を整え、保育・教育の質向上を支える子育てインフラとしての保育ICTシステム「コドモン」の開発・提供。2025年8月時点で、全国22,862施設、職員約44万人が利用。全国682の自治体で導入および実証実験の導入が決定。導入施設数・自治体導入施設数・契約自治体数でシェア1位※(2025年1月株式会社東京商工リサーチ調べ)。
◎保活中の保護者や求職者と保育・教育施設をつなげる採用・園児募集支援サービス「ホイシル(https://www.hoicil.com/ )」の提供。こども施設が簡単に施設の魅力を発信でき、地域の保護者や求職者、保育学生はより自分にあった園を探せる。その他、こども施設を対象とした専門のECサイト「コドモンストア(https://store.codmon.com/ )」、現場で働く保育者の資質や専門性向上を目的としたオンライン研修サービス「コドモンカレッジ(https://college.codmon.com/ )」、こども施設職員への福利厚生サービス「せんせいプライム(https://senseiprime.com/ )」などを展開。

お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、下記までお願い申し上げます。
Mail: inquiry@codmon.com
Tel: 050-2018-3196(平日9:00-18:00)
※株式会社コドモン以外の販売元と契約されている施設は販売元までお問い合わせください。

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